インプラント治療の基礎知識



インプラントとは


 インプラントとは、自分の歯を失ってしまった時、顎の骨の中に人工の歯根(ネジのようなもの)を入れ、その歯根の上に歯を作る治療方法のことです。

歯の最も重要な役割は、噛む事になります。そして、前歯は、食物を切り裂く機能と同時に発音機能と審美的な要素を持ち、奥歯は食物を噛み砕きすりつぶす機能をそれぞれ持っています。

しかし、虫歯や歯周病、事故等により歯を失ってしまった場合は二度と歯は生えてきません。さらに、歯というものは、たった1本の歯を失うだけでも機能と審美が崩れ、身体全体のバランスにも悪影響がでてきます。ですから、できるだけ早くその失った部分を人工の歯で補っておく必要が出てきます。

虫歯や歯周病によって歯がなくなった場合に施される補綴処置(入れ歯など)の目標は、できるだけ天然歯に近い人工歯を入れ、噛む機能を蘇らせる事にあります。しかし、歯の数が少なくなればなるほど、この目標を達成する事が難しくなっていきます。

入れ歯の処置の場合、柔らかい歯肉とその下の顎の骨の形が常に変化する為に、長期間の機能を果たすのが不可能な事がしばしばあります。また、これが原因となり最終的に入れ歯がまったく合わなくなってしまい、安定しなくなってしまう事すらあります。

実は、歯を失うと言う事は、歯冠だけでなく噛む力を支える歯根までも失ってしまいます。

インプラント治療は、35年ほど前から増え始めた治療法で、特に日本では20年ほど前から増加傾向にあります。虫歯や歯周病などで、歯を失った場合に人工の歯を装着する治療方法の一つです。入れ歯などと違い、自分の歯のように自然に噛むことができる特性から、乳歯、永久歯に続く「第三の歯」と呼ばています。

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